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【少年野球・中学生野球指導者向け】成功率5割越え!?1・3塁から足で点を取る野球の作戦を紹介します!

【少年野球・中学生野球指導者向け】成功率5割越え!?1・3塁から足で点を取る野球の作戦を紹介します!

はじめまして、みなみ先生です。

旦那が中学校野球部の顧問をしていて、野球好きの私もよく応援に行きました。

そこで旦那が中学生に教えていたことをいろいろ紹介します。

・どうしても1点が欲しい…

・チャンスは作ることができるけど、あと一本が出ない…

・1・3塁は作ることができたけど、バッターは全く期待できない…

そんなときに1塁ランナーをえさにして足で点を取るための作戦を紹介します。

また、作戦を知っていることは相手チームが同じ作戦を使ってきたときに防ぐ練習をすることができます。

ぜひこの作戦を覚えて、得点を挙げたり、相手チームが使ってきたときに防いだりできるようにしましょう。

☆この記事を読むとわかること

o1・3塁から足で点を取るための作戦2つ

 ・1塁ランナーの飛び出し

 ・1塁ランナーの異常リード

また、そのポイントや成功パターンと失敗パターン

紹介する作戦は、試合慣れしていなかったり、ポジションによっては送球能力が高くない選手が守っていたりする小・中学生向けの作戦です。

大きなチャンスをつぶしてしまわないように、いずれの作戦もツーアウトからの施行を推奨しています。

1塁ランナーの飛び出し

動きの説明

①ピッチャーがセットに入ると同時に1塁ランナーが飛び出し、2塁に向かう

※このとき同時に3塁ランナーがリードを行う

②ピッチャーが1塁ランナーを刺そうと2塁にボールを投げた瞬間に3塁ランナーがホームに突入する

成功させるためのポイント

oベンチ

「早いって!!」と大きな声を出して1塁ランナーが飛び出したことをピッチャーに伝える

・以下の方法で、怒られたランナーが慌てて飛び出したかのように演出する。

ピッチャーをだますための効果的な演出

①前の投球時、サインなどでランナーに「走るな」の意思を示す。

②前の投球後に「なんで走らないんだ!」と怒り気味の声をかける。

o1塁ランナー

・必ず早めに飛び出すこと。ピッチャーがセットに入ると同時に飛び出す。

・ピッチャーがすぐに2塁に投げなかったときは2塁まで60~70%程度のところで止まり、ピッチャーに対峙する。その後再び2塁に向かう動きを見せる。

o3塁ランナー

・しっかりとリードを取る。ただし、ピッチャーが急に3塁に投げても刺されない程度の大きさにすること。

・ピッチャーの2塁への偽投(投げるふり)にだまされないように気を付け、手からボールが離れるのを確認してからスタートする。

・ピッチャーが送球せずにランダウンプレーになったら、ホームを目指す。

成功パターン

実際の成功パターンを紹介します。

①オーソドックスな成功パターン

送球がピッチャー→ショート(セカンド)→キャッチャーと転送されたが、3塁ランナーのホームインの方が早かった。

②ボークによる成功

ランナーの飛び出しに気づいたキャッチャーがピッチャーに伝えたために、以下のようなボークで成功したこともありました。

・ピッチャーが投球を途中でやめる。

・ピッチャーがびっくりしてとんでもない方向(私が見た試合では自分のベンチ)にボールを投げ込む。

oその他考えられるボーク

・ランナーをアウトにしようとするときに正規のプレート離脱をしない。

・飛び出しにびっくりして「ビクッ」と動く

失敗パターン

実際に考えられる失敗のパターンは以下の通りです。

・送球がピッチャー→ショート→キャッチャーと転送され、ホームに突入した3塁ランナーがタッチアウトになる。

・ピッチャーが送球せずに1塁ランナーを追いかけ、3塁ランナーがホームインする前に1塁ランナーがタッチアウトになる。

みなみ先生

想定される失敗パターンを挙げましたが、旦那のチームはアウトを取られたことはありません。最悪でも1塁ランナーが盗塁成功の形で2・3塁になっていました。

1塁ランナーの異常リード

動きの説明

①1塁ランナーが異常に大きなリードを取る。

②ピッチャーが1塁に牽制を投げた瞬間に3塁ランナーがホームへ突入する。

成功させるためのポイント

oベンチ

・1塁ランナーに向かって「大きい大きい!」と声をかけるフリをしてピッチャーにリードが大きいことを知らせる。

o1塁ランナー

・ベンチからの「大きい大きい!」の声を無視する。

・ピッチャーが気になるくらい異常に大きなリードをとる。

・牽制で挟まれた瞬間に「やば!」と大きな声を出してファーストを引き付ける。

・ファーストがホームに投げなかったときは、ホームインまでアウトにならないようにする。(ツーアウトからの施行した場合)

o3塁ランナー

・ある程度大きなリードをとっておく。

成功パターン

この作戦はオーソドックスな成功パターンがメインです。

・ボールがピッチャー→ファースト→キャッチャーと転送されたが、ホームインの方が早かった。

・牽制やファースト→キャッチャーの送球間にエラーが起こる。

失敗パターン

実際に考えられる失敗のパターンは以下の通りです。

・ボールがピッチャー→ファースト→キャッチャーと転送され、ホームに突入した3塁ランナーがタッチアウトになる。

・牽制が偽投で、3塁ランナーが飛び出してアウトにされる。

みなみ先生

ファーストの送球能力が高くてホームでアウトになる場面を見たことがあります。試合前のノックやキャッチボールでファーストの守備能力をしっかりと見ておく必要があります。

まとめ

少年野球・中学野球で1・3塁から点を取るための作戦を紹介してきました。

どちらも施行してきた中での成功率は5割を大きく超えています。

バッターの1本に期待するよりも確率は高いと思います。

攻撃のスパイスとして取り入れてみてはいかがでしょうか。