【少年野球・中学生野球指導者向け】実践成功率10割!!1・3塁から足で点を取る。野球で使える攻撃の作戦を紹介します!part2
野球の試合のこと
・チャンスで打てない…
・チャンスは作ったけどバッターは全く期待できない…
・ピッチャーがよすぎる。なんとかこのチャンスで点がほしい…
そんなことありますよね。
この記事では、1・3塁のチャンスで足を絡めて点を取るための作戦を紹介します。
過去に1・3塁から足で点をとるための作戦を2つ紹介しました。
今回は新たな作戦を紹介します。
今回紹介する作戦は、1塁ランナーを見たままセットに入る対左ピッチャー限定の作戦です。
旦那が中学野球指導者として過去にこの作戦を使った際の成功率は何と10割です!!
使える場面がかなり限定されるため、6回施行して6回成功と分母はかなり小さいですが、10割の成功率の作戦は知っておいて損はないはずです。
この記事を読んで成功のポイントなどを知ることでより有効にこの作戦を使うことができます。
o1・3塁から足で点を取るための作戦
・「1塁ランナー・3塁ランナー同時ゴー」の動き
・そのポイントや成功パターンと失敗パターン
1・3塁ランナー同時ゴー
動きの説明
ピッチャーがセットに入る瞬間に1塁ランナーと3塁ランナーが同時に次の塁に向かってスタートを切る。
それだけです。
セットに入る瞬間とは、キャッチャーとのサイン交換を終えてセットに入ろうと動き出した瞬間です。
確認のため再度書きますが、対左ピッチャー限定の作戦です。
成功させるためのポイント
oベンチ
・「早いって!!」と大きな声を出して1塁ランナーが飛び出したことをピッチャーに伝える。
・ピッチャーが1塁ランナーのスタートに気づいたら、「何してるんだ!」「逃げ切れ!」などなんでもいいのでひたすら大きな声を出して、3塁ランナーのホーム突入を知らせる守備の声をピッチャーに届きにくくする。
・監督またはコーチが以下の方法で、怒られたランナーが慌てて飛び出したかのように演出する。
①前の投球時、サインなどでランナーに「走るな」の意思を示す。
②前の投球後に「なんで走らないんだ!」と怒り気味の声をかける。
o1塁ランナー
・ピッチャーは慌てて反応するので、その場で止まり、焦って飛び出してしまった感じを演出する。
※あわよくば「作戦成功+得点圏にランナーを進めたい」場合には2塁に向かって全力で走る。
o3塁ランナー
・スタートが遅れないように、怖がらず思い切ってスタートする。
成功パターン
実際の成功パターンを紹介します。
oピッチャーが1ランナーに気を取られている間に3塁ランナーがホームインする。
oピッチャーが3塁ランナーの突入に気づき、ホームへ送球するが3塁ランナーのホームインの方が早かった。
実際には起こりませんでしたが、
「1塁ランナーの飛び出しに気づいたピッチャーが正規の手順でプレートを外さない」
というボークも考えられます。
ピッチャーの動きをよく見て、ボークかどうかも確認しましょう。
失敗パターン
「実践成功率10割」の言葉が示すように、今のところ失敗したパターンはないそうですので、考えられる失敗パターンを挙げます。
o3塁ランナーの突入に気づいたピッチャーが本塁に送球し、アウトになる。
oどちらかがサインを勘違いしたり、スタートを怖がったりして走らずにアウトになる。
この作戦を決行する1球前にタイムをとり、「次のボールで同時ゴー行くから思い切ってスタートを切りなさい」など声をかけると2つ目の失敗は防ぐことができます。
※1球前にタイムをとる理由は2つあります。
1つ目は前述の「ピッチャーをだますための効果的な演出」を行うため、2つ目はタイムのすぐあとの球だと相手チームが警戒していることが多いからです。
まとめ
特にツーアウトで期待できないバッターだと、得点できない確率がかなり高くなりますよね。
この作戦は実践上の成功率10割です。
いろいろな作戦を知っておくことで、ただバッターに期待するよりも得点を上げることができる確率を高めるこができると思います。