はじめまして。数年前まで関東地方で教師をしていました。みなみ先生です。
まずは簡単に自己紹介をします。興味がない方は飛ばしてください。
・中学校にて数学科教師として8年勤務
・過去に担当した部活動は水泳部、吹奏楽部、女子バレー部
・中学校勤務の激務と育児の両立は不可能とさとり,出産を機に退職
教師になりたいけど、最近のいろいろな情報を見ていると不安になる。実際にはどのような働き方をしているか知りたい。そんな方いらっしゃいますよね。この記事では、8年間教師として働いてきた私が実際にどのような生活をしていたのかを紹介します。
①中学校教師の1日の生活 通常期編
仕事が多くない時期の1日の生活
②中学校教師の1日の生活 激務期編
仕事が多く、忙しい時期の1日の生活
中学校教師の1日の生活 ①通常期編
6:00 起床→朝食・身支度
7:00 出勤
7:30 部活動朝練習開始
8:00 部活動朝練習終了→早着替えをして朝の職員打ち合せへ
8:25~15:50 始業→授業・休み時間(生徒の)・給食など
16:00 放課後部活動開始
~ 18:00(夏期)
16:30(冬期)
部活動終了後 担任事務・小テスト採点・授業準備など
20:00 退勤
20:30 帰宅→夕食・入浴
21:30~まったりタイム
23:00 就寝
中学校教師の1日の生活 ②激務期編
6:10 起床→入浴・身支度
(朝食は車内でとることも)
7:00 出勤
7:30 部活動朝練習開始
8:00 部活動朝練習終了→早着替えをして朝の職員打ち合せへ
8:25~15:50 始業→授業・休み時間(生徒の)・給食など
16:00 放課後部活動開始
~ 18:00(夏期)
16:30(冬期)
部活動終了後 ①のパターンに加えて,指導案作成※1・校務文章業務※2・宿泊行事立案など
※1指導案…授業をどのように進めるのかを文章化したもの
※2校務文章…個人に割り当てられた学校組織に関する業務
23:00 退勤
23:30 帰宅→夕食(ない場合も)
24:00 就寝
まとめ
いかがでしたでしょうか。
通常期編ではだいたい4時間勤務時間外労働をし、激務期編では7時間勤務時間外労働をしています。
例で挙げたのは夏期の場合で、冬期は部活動終了が1時間半早くなるので単純に1時間半ほど早まったスケジュールになります。
また、知っておいてほしいこととして時間外勤務手当についてのお話があります。
教師の時間外勤務に対しては給特法という法律で、時間外勤務をしてもしなくてももらえる金額は給料月額の4%と一律で定められております。
定時に帰ろうが時間外勤務をしようがもらえる額は変わりません。
給特法で定められている4%でもらえる金額は、30代半ばで月に5000円弱です。
ひと月に20日平日があるとすると…月80時間の時間外勤務!!
それで5000円弱はブラックやな!!
一般企業の友達に話したらドン引きされてあわれみの目で見られたわよ。
その金額で、平日の部活動を含めほぼ全ての業務に対して手当はありません。
それが世の中で言われる教員は「定額働かせ放題」というものです。
時期や自治体、学校によって働き方に大きな違いがありますが、私が8年間働いてきた状況だと大まかに以上のような働き方になります。教師を目指している方、教師という仕事に興味がある方の参考になれば幸いです。