はじめまして。数年前まで関東地方で教師をしていました。みなみ先生です。
まずは簡単に自己紹介をします。興味がない方は飛ばしてください。
・中学校にて数学科教師として8年勤務
・過去に担当した部活動は水泳部、吹奏楽部、女子バレー部
・中学校勤務の激務と育児の両立は不可能とさとり,出産を機に退職
教師になりたいけど、最近のいろいろな情報を見ていると不安になる。
特に中学校教師は部活動が忙しく、休日も休めない。
そういった情報にふれて心配になっている方は多いと思います。
この記事では、8年間教師として働いてきた私が部活動がある休日に実際にどのような生活をしていたのかを紹介します。
①中学校教師の休日の生活 部活動練習編
通常の練習を行う1日の流れです☆
②中学校教師の休日の生活 部活動大会編
1日がかりで行う大会がある日の流れです☆
③中学校教師の休日の生活 部活動役員編
自校の生徒は参加しないけど、役員として大会に行く場合の流れです☆
その時期の業務量や、大会の種類、どの部活動の顧問をしているかによっても変わることは多くありますが、おおよそのことを紹介します。また、休日の部活動手当についても紹介します。
①中学校教師の休日の生活 部活動練習編
まずは通常の練習日のおおよその流れを紹介します。
6:30 起床→朝食・身支度・家事など
7:30 出勤→部活動準備
8:00 部活動練習開始
11:00 部活動練習終了
11:30 部活動片付け・生徒の下校指導終了→昼食
12:00~残っている業務を行う
・教材研究(授業の準備) ・テスト作成 ・テスト採点 ・報告文書作成…など
15:00 退勤→自由に過ごす
【補足】
部活動終了までの1日の流れはほとんどいつも同じです。
ただ部活動終了後の業務はそのときの忙しさによって変わります。
仕事が少ないときは部活動終了後にすぐに帰るし、忙しいときには17時や18時まで仕事をすることもあります。
手当の額は、3000円弱でした。
手当に交通費は一切考慮されません。
学校から遠い人ほど不利になります。
ちなみに練習試合などで時間が長かったり遠くまで行ったりしても手当は変わらないぞ。
②中学校教師の休日の生活 部活動大会1日編
続いて一日の大会がある場合のおおよその流れを紹介します。
6:30 起床→朝食・身支度
7:30 生徒の最寄り駅へ行き、来ているか確認
8:00 会場到着
8:30 開会式・準備運動指示・審判・試合など
15:00 大会終了→閉会式・片付けなど
15:30 会場最寄り駅にて生徒の出発を確認
16:00 退勤→自由に過ごす
【補足】
大会の試合数や会場までの距離によって変わることも多くあります。短い大会だと、午前中のみで終わってしまうこともあります。また、忙しいときには大会終了後に勤務校まで戻って仕事をすることもあります。
一日の大会の場合の手当の額は…なんと、通常の部活動の場合と同じ3000円弱ということが多かったです。
基本的には3000円弱ですが、大会を運営する団体が自治体から認められている団体の場合のみ、6000円弱の手当でした。
③中学校教師の休日の生活 部活動役員編
最後に、生徒は大会に出場しないけど役員として大会に行く場合の流れを紹介します。
これが一番つらかったです。
気持ち的にも金銭的にも。
6:30 起床→朝食・身支度・家事など
7:00 大会会場到着→役員業務開始
15:30 役員業務終了
16:00 退勤→自由に過ごす
【補足】
生徒が参加しない大会の役員としての業務は生徒の引率はないので、一日働いても自治体からの手当は一切でません。
ひどい話ですよね…
大会を運営する連盟から1000円強の手当が出る程度です。
また、野球部の役員となった夫の場合は、天候が怪しいときには5時台に会場に行ってグランド状況の確認をすることもありました。
グランド確認に関しては金銭的な手当も時間的な補償も一切ありません。
まとめ
部活動がある休日の一日は大体以上のような生活をしていました。
時給換算すると、普段の部活動では900円程、一日の大会だと400円程ということもありました。
大会があるときには土日両方とも部活動で、一日ゆっくり休める日はないということもあります。
部活動がある休日の教師の生活を紹介しました。
教師を目指す方の参考に少しでもなれば幸いです。