教師

内申を上げたい方必見!!元中学校教師がテストの点数をアップさせるためのポイントを紹介します。保護者の方にもおすすめ☆

内申を上げたい方必見!!元中学校教師がテストの点数をアップさせるためのポイントを紹介します。保護者の方にもおすすめ☆

みなみ先生

過去に「受験生必見!!納得のいく内申が取れない方へ。元中学校教師が内申を上げるためのポイントを説明します」の記事で紹介しましたが、内申を上げるには定期考査でよい結果を残すことがとても重要になります。

それはわかっていても、思うような点数を取ることができない方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では内申を上げるために欠かせない、テストの点数をアップさせるための5つのポイントを紹介します。

具体的な勉強方法については今後別の記事で説明します。

回は勉強方法以外のポイントについて紹介します。

この記事を読んで実践すれば、今までもよりもよい点数が取れるようになること間違いなしです。

テストの点数をアップさせたい方はぜひご覧ください。

☆この記事を読むとわかること

oテストの点数をアップさせるための5つのポイント

みなみ先生

早速紹介していきます。

テストの点数をアップさせるための5つのポイント

テストの点数をアップさせるためのポイントは以下の通りです!

①早めに勉強を始める

②誘惑を遠ざける

③見直しを徹底的にする

④直前の時間を大切に

⑤動機付けをする

みなみ先生

詳しく解説していきます。

早めに勉強を始める

当然のことですが、早く勉強を始めれば始めるほど多くの時間がとれて、点数アップにつなげることができます。

どれくらい早く始めるとよいかを以下にまとめて紹介します。

o理想…前のテストが終わった直後から(休養日1週間は可とする)

oできれば…テスト1か月前から

o最低…考査期間が「始まる」1週間前から

これくらいを目安に勉強を開始しましょう。

初めの方はペースはゆっくりでもいいので、早く始めることで確実に点数アップにつながります!

やっぱち

そんなに早くから始めても何をすればいいかわからないよ。

しかも勉強したこともテストまでに忘れそうだし…

という方もいると思います。

何をすればいいかわからないときは、とりあえず提出物を進めましょう。

考査期間に提出物に時間をとられないだけでもかなり有効に勉強を進めることができます。

せめて考査期間に入るころには提出物を終わらせていることができるようにしましょう。

みなみ先生

提出範囲が示されていなくても、授業の進度や今までの傾向からだいたいの提出範囲はわかるはずですので、そこを進めていきましょう。

早く始めることでテストまでに忘れてしまうという声もありますが、早く始めることの利点である余剰な時間を使って繰り返し学習しましょう。

忘れては覚えてを何度も繰り返すことで確かな記憶となり、直前に詰め込んだ記憶よりもテストでもずっと有利に働きます。

誘惑を遠ざける

やっぱち

テスト勉強をしなくちゃいけない…

わかっちゃいるけどなかなか始められないんだよ。

なんとか始められても、ついついテレビを見たりスマホをさわったりしちゃってはかどらないよ…

テレビやスマホ、漫画がおもしろくてテスト勉強を始められない…

始めたはいいけどやる気が出なくて気づけばテレビに夢中になったりスマホをいじったりしている…

テスト勉強あるあるですね。

みなみ先生

テレビやスマホなどの誘惑に負けない強い心の持ち主の方であれば必要ないことですが、やっぱちのような方も多いことでしょう。

そこでこの章では、誘惑を遠ざけることについてお話していきます。

誘惑を遠ざけるおすすめの行動は以下の2つです!!

誘惑を遠ざける2つの行動

o誘惑を元から断ち切る

o勉強場所を変える

誘惑を元から断ち切る

誘惑があるとついつい負けてしまう人は、誘惑を元から断ち切ってしまいましょう。

私が働いていた中学校で生徒がとっていた方法を紹介します。

・スマホやゲーム機を保護者に預ける。

・パソコンに暗証番号を設定してもらう。

・テレビや漫画のない小スペースを作り、そこで勉強する。

誘惑に負けがちな方は自分ができる方法で誘惑を断ち切り、「誘惑されることすらない」状況を作ると勉強がはかどります。

勉強場所を変える

誘惑を遠ざけるためのもう一つの方法として、「勉強場所を変える」という方法があります。

勉強場所を変えることで、誘惑の少ない空間で勉強をすることができます。

・公立図書館の作業・自習スペース

・塾の自習室

などがおすすめです。

見直しを徹底的にする

点数をアップさせるためには見直しの徹底は必須です。

テストにおいて見直しはとても大切なことです。

やっぱち

・完全なケアレスミスじゃん!

・こんなのよく考えればわかるよ!

・選ぶ記号まちがえた!

テスト返却時にやっぱちのように悔しい思いをしたことがある方も多いと思います。

できる・わかる問題の間違いは、わからない問題の間違いより悔しいですよね。

私も中学生のころ、

みなみ先生

めっちゃできた!!

90点台後半まちがいなし!!

と思ったテストが、返却されたらケアレスミスの連発で70点台だったという苦い記憶があります。

そのテストでは、見直しをめんどくさがってテスト終了後は問題用紙の裏にずっと落書きをしていました…

そんな悲劇を防ぐためにも見直しを徹底しましょう。

無駄な間違いを防ぐための見直しのポイントを紹介します。

間違いやミスが「ある」と思って見直しをする

とても重要なことです。

「ケアレスミスなんてないさ」と考えてなんとなく見直しをすると、間違いやミスに気づくことができません。

間違いやミスが「必ずある」と思って丁寧に見直しをすることで、自分の間違いやミスに気づくことができます。

時間に余裕があったらもう一度全てを解きなおす

これもめちゃくちゃおすすめです。

私の場合は問題用紙の空いたところに2回目の解答の答えを書いて、解答用紙の答えと照合していました。

1回目の解答と答えがちがうときには、どちらが正しいのかしっかりと確認をします。

1回目の解答を覚えてしまっている場合しょうがないのですが、1回目の解答が見えてしまうとどうしてもそっちに考えが引っ張られてしまうので、なるべく1回目の解答を見ないように意識しながら2回目の解答をしていました。

1回目に解答したときの思考過程を残しておく

「時間に余裕があったらもう一度全てを解きなおす」ことを推奨しましたが、1回目の解答と2回目の解答がちがったときに1回目の思考過程が残っていることで、どちらが正しいのか短時間で判断することができます

数学を例に挙げると、計算式や筆算での計算を残しておくことで、1回目の思考と2回目の思考を比較することができます。

2回の解答がちがって確認する必要が生じたときに途中の計算ミスなどに早く気づくことができるため、見直しの時間を短縮することができます。

細かいところまでしっかりと見なおす

大まかな見直しだけでは全てのケアレスミスに気づくことができません。

問題文をもう一度よく読み、細かいところまでしっかりと見なおすことが大切です。

o選択肢の確認(全教科共通)

 ・正しいものを選ぶのか、誤っているものを選ぶのか

 ・いくつ選ぶのか

 ・言葉で答えるのか記号で答えるのか

o単位の確認(数学)

oスペルミスの確認(英語)

oピリオド、クエスチョンマーク、カンマ、アポストロフィーの確認(英語)

直前の時間を大切に

やっぱち

テスト直前の時間、何していいかわからないし、なんだか気疲れするし…

友達としゃべったり終わったテストの気になるところ確認したりしたいよ。

みなみ先生

その気持ちはわからなくもないけど、テスト直前の時間はとっても大切だよ。

ポイントを押さえて、少しでも点数をアップさせることができるようにしましょう。

直前の時間を有効活用するポイント

o不安な部分、記憶しきれていない部分を集中的に覚える

o暗記ものがよい

oテスト配布中などの準備の時間もできる限り頭の中で繰り返す

oテストが始まると同時に問題を一覧し、直前に覚えたところに関連する問題を探す

動機付けをする

みなみ先生

強烈な動機は人を動かす原動力となります。

ただ何となく「いい点とりたい」「内申を上げたい」と思ってがんばるよりも強烈な動機を作ることで勉強をがんばることができます。

ここでは、動機付けとしておすすめの例を紹介します。

動機付けの例

①どうしても入学したい志望校がある

②友達と勝負する

③ニンジン作戦

みなみ先生

詳しく説明していきます☆

動機①どうしても入学したい志望校がある

動機①どうしても入学したい志望校がある

一番健全で多くの人が感じている動機だと思います。

これを動機として100%の力でテストに臨むことができれば素晴らしいことです。

そんな方は以下の章で紹介する動機付けは行わなくてもご自身でがんばれると思います。

ここではこの動機をさらに強化するためのポイントを紹介します。

oなぜ入学したいのか、入学したら何をしたいのかを考える

o入学後の高校生活を具体的にイメージする

oその高校に入学することのメリットを考える

みなみ先生

どうしても入りたい志望校がある方は、合格後のことをいろいろと考えてみるとさらに入学したい気持ちが高まり、テスト勉強への動機付けとなります。

勉強の合間などにぜひ一度考えたりイメージしてみたりしてください。

動機②友達と勝負する

①に比べてフランクになりましたが、これも動機付けの一つです。

特に、まだ進路に対して明確な気持ちがない1、2年生やどうしても行きたい志望校がなく、①が動機付けとならない方にはおすすめです

やっぱち

おれ、周りの友達と比べて成績悪すぎて勝負にならないよ。

どんなにがんばっても負けるに決まってて、勝負しても動機付けにならないよ。

みなみ先生

やっぱちのような方や、逆の立場の方もいると思います。

そんなときにはハンデを付けましょう。

ハンデを付けて、「がんばれば勝てる!」「気合を入れないと負けてしまう」という気持ちで勉強に取り組むことで、今までよりやる気が出ます。

動機③ニンジン作戦

最後は、決して褒められた方法とは言えませんが人間の欲に働きかける作戦です。

見出しの通り、順位や得点に応じてご褒美となるニンジンを用意してがんばる動機とする作戦です。

前述のように1・2年生で進路について本気で考えていなかったり志望校に対して強い気持ちがなかったりするとテスト勉強に身が入らないものです。

そこで、ニンジンを用意してテストをがんばる動機にしてしまおうという作戦です。

実際に私も中学生時代、テストの結果によってもらえるお小遣いが設定されていたのでそれを励みに…というかそれのみが動機でテストをめちゃくちゃがんばりました。

特にこの章はニンジンを用意する側となりそうな、保護者の方が見ている場合、行動に移しやすいと思います。

みなみ先生

テストはそんな不純な動機でがんばるものではない。

そんなことうちは許さない!

という方もいることでしょう。それならそれでこの章は見なかったことにしてもらえたらと思います。

みなみ先生

勉強をがんばってほしいけど子どものやる気がなさ過ぎて心配。

どんな手を使ってでももっとがんばってほしい。

そんな方のみ参考にしてもらえたらと思います。

具体的な例としては、順位や点数に応じてお小遣いやほしいものをもらう(与える)という方法が一番だと思います。

ニンジンを手に入れられる結果は、「低すぎず・高すぎず」で設定しましょう。

低すぎたらがんばらなくてもいいので身が入らないし、高すぎると「どうせ無理」と諦めてしまいます。

みなみ先生

参考までに私の場合は、

〇〇位以上で〇〇円

△△位以上で△△円

□□位以上で□□円…

といったように段階に分かれてニンジンが設定されていました。

少しがんばれば〇〇円が手に入れられ、めちゃくちゃがんばると□□円が手に入れらるかも知れない…とニンジンがとてつもない動機付けとなっていました。

まとめ

この記事では勉強法以外の部分で、テストの点数をアップさせるための方法を紹介してきました。

勉強法に関しては今後別の記事で紹介します。

改めてもう一度5つのポイントをおさらいしましょう。

①早めに勉強を始める

②誘惑を遠ざける

③見直しを徹底的にする

④直前の時間を大切に

⑤動機付けをする

いろいろと説明してきましたが、最終的には本人のやる気が一番大切です!!ということはお伝えしたいです!

この記事をきっかけに、この記事をご覧になった方やそのお子様のテストの点数が少しでもアップすればうれしいです。

がんばってください!